アゲハ蝶の観察

 

  アゲハ蝶の観察記録

2011年7月24日(日) 14時頃

カラタチ(?) ゆずの新芽に生み付けられているアゲハのたまご。
ヤマブキ色で、1mmほど。まん丸い形。

  

2011年7月27日(水) 17時頃
 一番早くかえった幼虫。                            
                      
  殻がなくなっているのは、食べてしまったのだろうか。
白いあとが見える。                        まだかえっていないたまご。 色がかわっている。

2011年7月28日(木) 14時頃
昨日黒っぽくなっていたたまごは、皆かえっていた。
   
白いたまごの抜け殻がいくつかあった。
幼虫は、まず自分の入っていた殻を食べる、と本で読んだが、個体差があるようだ。

2011年8月2日(木) 17時頃
 28日にかえった幼虫(下)。大きくなってきた。かえったばかりの幼虫と比べる。
 5,6日でこんなに成長した。

2011年8月5日(金) 朝8時頃
日に日に大きくなっている。
<朝の写真>   
夕方、いつもいる新芽のところから移動して少し陰になるようなところにいた。
葉も食べずじっとしているので気になってはいたけれど、撮影しないでいたら・・・

2011年8月6日(金) 朝10時頃
昨日と同じ場所で、全く違う姿になっていた。

このような緑色の幼虫を「5齢幼虫」(または「終齢幼虫」)というそうだ。
黒い時に「1齢」→「2齢」→「3齢」→「4齢」と変化していたのだけれど、
一度も脱皮するところは見ることができず、各段階の違いも区別できていなかった。

同じ頃、孵化した幼虫が数匹いたが、見かけなくなってしまった。
蜂にねらわれることが多いと聞くので、餌として連れて行かれてしまったのかもしれない。
特に、サナギになる時がねらわれやすいと聞いたので、もう少ししたら、飼育箱に移そう。

!!2011年8月6日(金) 夕方!!
幼虫の姿が見えなくなってしまった。探しても探しても見つからない。
サナギになる前に、あちこち移動するらしいが、5齢になったばかりだし、
大きさからしても、まだその段階では無いように思う。
足の長い蜂が時々とんでいる。
早く家の中に入れればよかった。
残念ながら、この幼虫の観察はここまでになってしまった・・・。


8月2日の写真で比較のため横に並べた小さな幼虫を
飼育箱で育てていたので、
ここからはその観察記録を載せる事にします。
 

*1度目の反省より・・・
  ・大きさの変化が分かりにくかった。
大きさの変化が写真では分かりにくいので、
定規をつかって相対的な大きさが分かるように記録する。

  ・1度も脱皮を見ることができなかった。
できる限り1日に、何度も見るようにする。
すでに、ふ化後4日程たってしまっていて、現在何齢かわからないが、
5齢幼虫(緑色)に変化する兆候は少し分かったので、注意して観察したい。

あらためて
アゲハ蝶(その2)の観察
8月2日
孵化してから間もない頃。(小さい方)
                                            (参考:別の幼虫)
8月6日
 5日目。約1cmになった。孵化したばかりの頃とは形が違う。
 
8月8日 
  
7日目。もう2cm近くある。 

8月9日 
 8日目。多分4齢幼虫。

8月11日
午後2時頃、緑色になっているのに気付いた。 
 頭部分の抜け殻がおちていた。
脱皮を、
またも見逃してしまい残念。

8月12日
体が大きくなり、とにかくよく葉を食べる。
5,6枚葉がついた枝をあっという間に食べてしまった。
食べる葉が限られるので、近くに木がないと、大変かもしれない。
今日は、2枝ぐらい食べたと思う。
11日目。 昨日の午後は3cmだったのに。3.5cm超え。

8月13日(激動の1日)
12日目。 14時頃。4cmは、かるく超えてます。

*あおむし撮影会*

 食べているところ おっとっと・・・ 

本当の目は、左右6個ずつあるそう。 プツプツとした黒い点が、たしかに6個あった。

昼間は、撮影会などしてのんびり過ごしていた。
幼虫は食欲こそ旺盛だが、動きはゆったりしていて
枝から離れることがなかったので、飼育ケースの蓋を開けていた。

18:00
飼育ケースから脱走しているのを発見。
液体状の糞をすると、サナギになる場所を求めて
おとなしかった幼虫が信じられないぐらい動き回り出す
と、調べて知ってはいたが突然の事で驚いた。

ケースを見ると、確かに濃い緑色のどろっとしたものがある。
サナギになるにあたり、いらないものを出してしまうということなのか?
とにかく、捕獲して、ケースに戻す。
狭いケースの中を、右往左往、延々と動き回り続ける。
サナギになるための場所も、何もしてあげていなかったので、
あわてて、木の枝や割り箸をいれてみたが、むしろ邪魔な様子。

21:30頃
動きが止まった。ケースの側面にはりついてじっとしている。

23:00頃
同じ場所にいるが、しきりに頭を動かしだした。体を上下逆さまにして、頭を動かす。
約15分後、止まった。時々、プルプルっと動く。
23:55~25:40
似たような動きを繰り返す。
体の向きを戻したり、逆さまになったりしながら、頭(上半身?)を動かす。

3,4回、体の向きをかえていた。
ケースに傷が多く、糸ははっきり見えなかったが、下の方に、白い筋ができてきた。

25:43
体の向きを戻し、白い筋のところにおしり?をぴったり合わせるように動いた。
ぴょんぴょん よいしょ、よいしょ、といった感じの動き。
 白い筋の上に、しっかり固定されたところ。

25:50~
上半身をフルにつかって、左右に頭をふる。ものすごいエビぞり。
別の幼虫で、この糸をはる様子を撮影できたので、後の方に載せます!
自分ではった糸の輪に、頭をとおす様子に感動しました!!

26:09
完全に固定された。動かない。

8月14日(よく朝) 6:30
おなかのところが離れていた。

17:00
色が変わっていることに気付く。緑色だったのが、うっすら茶色っぽくなっている。

18:00
先程と同じ状態。変化の様子を見守りたいところ。
19:00 
 サナギの形になってしまっていたことに気付く。
ちょうど夕食の片付け等忙しい時間で、ゆっくり見ていられなかったことが悔やまれる。
やはり、別の幼虫で皮を脱ぐところを撮影できたので、後の方に載せます。
ほんの数分の出来事で、予想以上のスピードした

 サナギの下に落ちていた抜け殻。

8月15日 
 14日目。少し白っぽくなった。白い壁の近くだからだろうか。

8月19日
 18日目。サナギの色が少しかわってきた。渋い色。

8月22日
  21日目。黒っぽくなってきた。

8月23日 
観察から(多分、孵化からも)22日目。 サナギになってから、9日目。
  
朝4時頃。                  8時頃。                  10時頃。もう模様も透けている。

11時27分 サナギが、真っ黒!と、思ったら、蝶の頭が見えていた。あわてて撮影。
   

                                                       
ここまで、1分ちょっと。あっという間に出てきた。
サナギの下のほうに、コーヒー牛乳色の液体がたまっていく様子も観察。これはなんだろう?

   
しわしわな羽を、少しずつひろげていく。          ほぼひらいたところ。   時々、ぱたぱたと羽をうごかす。

 
ぎざぎざがたくさん付いている足                  ふさふさした体

(飼育ケースを屋外に出す)
羽化から約1時間後、大きく羽をひろげた。何か液体が飛び散っている。

12時38分 飛び立った。
まわりに液体が飛び散っている。これは何なのか?いつ出ていたのか?
新たな疑問が出てきたので、他の蝶が飛びたつときにあらためて観察しよう。

この後も 順次 約10匹の幼虫を観察しました。
ほとんどが、蝶になりとびたっていきました。
別の幼虫たちのいろいろな様子を観察できたので
紹介します。

* * * * *羽化の様子 * * * * * *        動画はこちらからcst-rika.edu.yamanashi.ac.jp/index.php                                         
 

* * * * *糸をかける様子* * * *           動画はこちらからcst-rika.edu.yamanashi.ac.jp/index.php       
のけぞりながら、右へ左へと体を動かし糸で輪をつくっている。
左右の端まで行くと、もぞもぞと糸をくくりつけるような動きをする。
                           6往復目ぐらい。糸の輪がだいぶ見えてきている。                                                              
                                                                             
                      
                                
8往復ぐらいしたところ。                                                                
光る糸の輪を前足でかかえている様子がよく分かる。                                         
輪を大きくするためか、かなりのけぞっている。                                                 
しきりに顔を動かしながら、糸の輪をすこしずつ太くしていっているようだ。                                

 上から見たところ。糸の輪を前足でもっているように見える。                

9~10往復した後、おもしろい動きをはじめた。                                                     
前足で糸を持ち上げ、頭を通す。 まるで、のれんをくぐるかのよう。                                         
    0分00秒   糸を足でもちあげて・・・        0分05秒 頭を入れて・・・                      
0分08秒  くねらせながら・・                      
0分10秒 のけぞって                0分12秒 もっとのけぞって、輪に体を通した。            
 0分24秒 体をゆらしながら、糸の場所を整えて・  ・     1分08秒 糸の位置、決定。                   

ここまで、約1分間。                                                              
おもしろい姿を観察でき感動した!!!                                               
サナギが糸で固定されていることは知っていたが、このような方法だとは思っていなかった。                  

この後、しばらくのあいだ、頭のあたりだけを動かす。糸をかけている様子。
頭のあたりを固定しているよう。 

* * * * *サナギになる様子(前蛹からの変化)* * * * * *                                     

                                                                             

 糸かけから、1日弱。薄茶色の渋い色になった。                      
 動き出した。どんどん皮を脱ぐ。(この時は夜9時頃)              
もぞもぞバタバタと、あっという間に脱皮修了。